私たちの生活に欠かせない水。水を保存する際に、いつまでなら安全に飲むことができるのか気になる方は少なくないでしょう。そこで本記事では、水は消費期限を過ぎるとどうなるのかについて詳しく紹介していきます。災害時向けの保存水の消費期限が切れ、お困りの方はぜひ参考にしてください。
お水は腐るの?賞味期限・消費期限の違いと安全性のポイント
多くの食べ物が時間の経過によって腐敗するように、水も時間が経過すると腐るのではないかと考えている方は少なくないでしょう。実は、栄養分を含まない無機物である水は、時間が経過しても腐ることはありません。しかし水自体は腐らないものの、不純物や細菌が混入することで変色したりぬめりがでたり、腐敗した状態になることがあります。汚れや細菌が付着していない容器で完全に密閉して保管し続ければ腐ることはなく、購入後開封しコップに注いだ水は放置すると腐ると考えるとわかりやすいでしょう。日本で一般販売されている水には賞味期限が記載されていますが、開封していないものであれば賞味期限が切れていても飲むことが可能です。
賞味期限とは
賞味期限とは、開封していない状態で正しく保存した場合に、おいしく食べられる期間のことです。期限を過ぎたからといって、すぐに食べられなくなるわけではありません。スナック菓子やカップラーメン、飲料などに記載されており、水も消費期限ではなく賞味期限がパッケージに記載されています。消費期限とは
消費期限とは、開封していない状態で正しく保存した場合に、安全に食べられる期限のことです。賞味期限が「おいしさの目安」であるのに対し、消費期限は食品の安全性に関わる重要な基準です。期限を過ぎた食品は、見た目に異常がなくても、食中毒などのリスクが高まる可能性があるため、口にするのは避けた方が良いとされています。特に、傷みやすい食品や加工品などは、消費期限が短く設定されていることが多く、注意が必要です。お弁当やサンドイッチ、惣菜、ケーキなどの日持ちしない食品に記載されることが一般的で、購入後はなるべく早めに食べ切ることが推奨されます。
水の賞味期限
水に賞味期限が設定されているのは、容器に原因があります。ペットボトルは微量の気体を透過する性質があり、開封していなくても時間が経過すると内容量が減少する可能性があります。そのため、内容量を維持できる期間が賞味期限として記載されているのです。一般的な食品のように賞味期限を過ぎたからといって、必ずしもすぐに飲めなくなってしまうわけではありません。賞味期限切れのお水は飲める?開封後の注意点と保存方法
水は、パッケージに記載された賞味期限が切れていても飲めるケースがほとんどです。ここでは、開封後の注意点と保存方法を紹介します。開封後の注意点
長期保存用として販売されている水であっても、一度開封した水はできる限り早く消費する必要があります。開封すると空気中の細菌や塵が水に入り込み、腐敗する可能性が出てくるからです。開封する際は、すぐに飲み切らなければいけなくなることを理解してから開封しましょう。容器に直接口を付けなくても、冷蔵庫保存で2~3日を目安に飲み切ってください。水の保存方法
災害に備えて水を保存する場合は、保存場所が非常に重要です。水道水を保存する場合は、常温で3日、冷蔵庫保存で10日を消費期限の目安として考えましょう。長期保存用に販売されている水であれば、常温でも5~10年ほど保存できます。ペットボトルで販売されている水は、未開封でも蓋の部分から周囲の物の匂いが移る可能性があるため、匂いが強い物からは離して保管してください。直射日光の当たらない冷暗所での保管が理想です。安全に飲むために備蓄水を賢く管理する方法
最後に備蓄水を安全に飲むために賢く管理する方法を紹介します。災害に備えて水の備蓄を考えている方は、ぜひ参考にしてください。ローリングストックを行う
長期保存水を備蓄する際は、ローリングストックを行うと良いでしょう。ローリングストックとは、普段食べている食品を多めに買い置きして、消費期限を考えて古いものから消費し、消費した分をまた買い足す備蓄方法です。ローリングストックを活用すれば、うっかり保存期間を過ぎてしまったというトラブルを予防しながら、常に自宅に備蓄用の水を蓄えている状態を保ち続けられます。普段から飲料水を購入している方や、水の備蓄を行いたいけれど賞味期限を忘れないか不安を感じている方に最適です。