水道水のPFASとは?健康リスクについて解説

公開日:2026/06/15
リスク

近年、ニュースでも取り上げられる数が増えたPFAS(有機フッ素化合物)について、不安や疑問を抱く方も多いのではないでしょうか。本記事では、PFASやPFOS・PFOAの基本的な特徴や用途、水道水に混入する背景、そして健康への影響リスクについてわかりやすく解説します。安心して飲料水を選ぶための参考として、ぜひご覧ください。

そもそもPFASとは

PFASとは、有機フッ素化合物の総称で、炭素とフッ素から構成される化学物質です。ペルフルオロアルキル化合物とポリフルオロアルキル化合物を含み、その種類は1万以上ともいわれています。

非常に安定した構造をもち、水や熱、薬品にも強く、自然界で分解されにくいという特徴があります。

PFASの用途と身近な製品

PFASは撥水・撥油性や耐熱性に優れている点から「万能物質」として幅広く利用されてきました。

フライパンのコーティングや食品包装紙、防水加工された衣類、消火剤、半導体製造など、私たちの生活に密接に関わる製品に使用されています。したがって、日常生活の中で知らず知らずのうちに接している物質でもあります。

PFOS・PFOAの特徴

PFASの中でも代表的な物質がPFOSとPFOAです。PFOSは主に撥水剤や消火剤として使用され、PFOAはフッ素加工製品や食品包装のコーティングに使われてきました。

いずれも環境中で検出されやすく、健康リスクが懸念されている点から、国際的な規制対象となっています。

世界と日本の規制動向

PFASによる健康リスクへの関心が高まる中、各国で規制が進んでいます。アメリカでは厳しい濃度基準が設けられ、EUでも規制が強化されています。

日本でも2021年までにPFOSとPFOAの製造・使用が禁止され、水道水の基準値も設定されました。ただし、健康への影響には不明な点も多く、今後の規制強化や法整備の動向が注目されています。

水道水に含まれるPFASの危険性・健康リスク

PFASは自然界でほとんど分解されないため、河川や地下水、海へと流れ込んでしまうのです。その過程で微生物や魚類に取り込まれ、生物濃縮によって高濃度化する場合もあります。

こうした水源を利用する水道水にも、PFASが混入する可能性があるとされています。

国内での検出事例と調査結果

環境省が実施した全国調査では、複数の地点で基準値を超えるPFOS・PFOAが検出されました。また、東京都多摩地域や沖縄県の調査では、住民の血液からPFASが検出されるといった人体への影響も懸念されています。

とくに多摩地域では、市民団体の調査により高濃度のPFASが確認され、一部地域では基準値を大きく上回る数値も報告されています。

PFASの蓄積性と健康リスク

PFASは体内に蓄積されやすく、長期間にわたって摂取すると健康リスクが高まるとされています。発がん性のリスクに加え、ホルモンバランスの乱れや免疫機能の低下が指摘されているのです。

実際に国際がん研究機関では、一部のPFASについて発がん性の可能性やリスクを認定しています。

日常生活と対策の考え方

PFASは水や食品だけでなく、調理器具や衣類、化粧品のように幅広い製品に使われているため、完全に避けるのは容易ではありません。中でも、水は日常的に摂取するものだからこそ、影響を受けやすい要素といえます。

水道水の安全性に不安がある場合は、浄水器やウォーターサーバー、市販のミネラルウォーターを利用するなど、安全性を意識した選択を検討することが重要です。

PFASが含まれる水から身を守る方法

最後に、PFASが含まれる水から身を守る具体的な対策方法について紹介します。

浄水器を活用する

水道水を利用している家庭では、まず浄水器の使用が有効な対策のひとつです。実際に、浄水器を使用している家庭ではPFASの濃度が比較的低いという調査結果もあります。

ただし、すべてのPFASを完全に除去できるわけではないため、水源によっては注意が必要です。また、煮沸ではPFASは除去できず、逆に濃度が高まる可能性もあるため、適切な浄水機能をもつ製品を選ぶのが大切です。

ウォーターサーバー・ミネラルウォーターの利用

より安全性を重視する場合は、ウォーターサーバーの利用も選択肢のひとつです。ボトルウォーターには、厳選された採水地の天然水やRO膜によって不純物をしっかり除去した水が使用されている場合が多く、定期的に水質検査が行われている点も安心材料といえるでしょう。

また、市販のミネラルウォーターを選ぶ際も、採水地や成分表示を確認し、信頼できる商品を選ぶのが重要です。

災害時に備えた水の安全対策

災害時には、水道インフラの停止により、やむを得ず安全性が不確かな水を使用する場面も想定されます。災害時には、PFASだけでなく、菌やウイルスといった別のリスクにも注意が必要です。

こうした状況に備えて「災害用浄水器」を準備しておくと安心です。高性能な浄水器であれば、PFASをはじめとした有害物質や微生物の除去が期待でき、非常時でも安全な飲料水の確保につながります。日頃から備えておくと、万が一の際にも落ち着いて対応できるでしょう。

まとめ

PFASは私たちの生活を便利にしてきた一方で、水道水を通じて健康への影響が懸念される存在でもあります。分解されにくく体内に蓄積しやすい性質をもつ点から、正しい知識をもち、日常的に対策を意識することが重要です。本記事で解説したように、浄水器の活用やウォーターサーバー、ミネラルウォーターの利用など、無理なく取り入れられる方法も多くあります。また、災害時に備えた水の安全対策も含め、今からできる準備が安心につながります。将来の健康を守るためにも、水の選び方を見直し、より安全で納得できる選択をしていきましょう。

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会社名災害用浄水器mizu-Qシリーズ/かりはな製作所コッくん飲めるゾウシリーズ/ミヤサカ工業レスキュー911/A&ATTERESA EMERGENCY/サンキューテクノス非常用浄水器/大学産業
最小サイズ380×270×700(mm)
約3.5kg

※mizu-Q 500参照
150×306×430(mm)
約2kg

※コッくん飲めるゾウ スリム参照
296×223×510(mm)
約7kg

※レスキューアクア911参照
430(L)×158(W)×375(H)
9.5kg(乾燥時)
記載なし
最大サイズ420×400×950(mm)
約32.5kg

※mizu-Q 2000参照
560×760×1,420(mm)
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該当なし860(L)×450(W)×590(H)
55kg(乾燥時)
記載なし
浄水方式MFフィルター
ROフィルター
MFフィルター
ROフィルター
ROフィルター原水(海水/川水)→ストレーナー→マイクロフィルタ→手動ポンプ→カーボンフィルタ→ROメンブレンフィルタ→生成水MFフィルター
ROフィルター
持ち運び
浄水量/1時間あたり180L〜1トン250〜350L24L海水:最大90L/時間 
淡水:最大200L/時間
300L
対応人数(目安)
※1人9リットルを必要量とした場合
約20〜110人約30〜40人約2人記載なし約30人
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