動力不要で、災害時に安全な水を確保できる緊急用浄水装置
TERESA EMERGENCY/サンキューテクノス
おすすめポイント
動力不要で、手でハンドルを回すだけで浄水が作れる
逆浸透膜ろ過システムにより不純物を99%取り除ける
誰でも簡単に扱える操作性の良さ
TERESA EMERGENCY/サンキューテクノスの基本情報
| 最小サイズ | 430(L)×158(W)×375(H) 9.5kg(乾燥時) |
|---|---|
| 最大サイズ | 860(L)×450(W)×590(H) 55kg(乾燥時) |
| 浄水方式 | 海水:最大90L/時間 淡水:最大200L/時間 |
| 持ち運び | ⚪︎ |
| 浄水量/1時間あたり | 海水:最大90L/時間 淡水:最大200L/時間 |
| 対応人数(目安) ※1人9リットルを必要量とした場合 | 記載なし |
| 価格 | 【TERESA EMERGENCY-H】 楽天市場:16万円(税込) 【TERESA EMERGENCY-HE】 楽天市場:19万円(税込) 【TERESA EMERGENCY-R】 ユーピー:107万8,000円 【TERESA EMERGENCY-S】 価格不明 |
| 使える水源 | 川水、雨水、風呂水、プール水、海水など |
| 会社情報 | サンキューテクノス株式会社 東京都⼤⽥区⻄蒲⽥8-4-13 井⾨⻄蒲⽥第⼆ビル3階 |
環境事業の一環として、緊急用浄水システムの開発にも取り組んでおり、逆ろ過方式浄水器「TERESA EMERGENCY」の製造・販売を行っています。動力不要で、手でハンドルを回すだけで浄水を作りだすことができるため、自然災害などの緊急時の備えとして役立ちます。TERESA EMERGENCYには、サーバータンク内のUV殺菌機能やチャイルドロック機能などを搭載しており、ユーザー目線での開発姿勢が高く評価されています。
目次
70年近い歴史を持つ老舗メーカー
サンキューテクノスは、1959年設立の老舗メーカーです。長年にわたり、電子部品や液晶モニタ、精密プレスなど、多岐にわたる高品質な部品・製品を提供してきました。培ってきた技術力とノウハウを活かし、近年は環境や省エネに配慮した設備・システムの開発にも積極的に取り組んでいます。その取り組みのひとつが、逆浸透膜浄水器の製造開発です。
水環境は年々変化しており、従来の浄水器では完全な安心が得られない状況になってきています。単においしいだけでなく、現代の水事情に対応した安全な水が求められています。
サンキューテクノスでは、そんな状況への対策として、BtoBを中心に浄水器やウォーターサーバーの販売を行っています。既存製品の販売だけでなく、OEMにも対応しており、柔軟なカスタマイズが可能です。
実績のあるメーカーが提供する設備は、安心して導入できる選択肢といえるでしょう。
災害のリスクに備えられる緊急用浄水システム
過去の震災のデータから、水のライフラインは復旧までに時間がかかることがわかっています。災害が発生すると、電気・水道・ガスは順次復旧作業が進められますが、水道は最大で30日ほどかかるケースも少なくありません。電気は比較的早く復旧する傾向がありますが、水の安定した確保までには時間がかかる可能性が高いため、事前の対策が重要です。災害時には、一人あたり1日3リットル、1週間分の水を備蓄することが望ましいとされていますが、平均世帯人数が約2.49人とされる現在でも備蓄だけでは必要な水をまかなうことは難しいといわれています。
サンキューテクノスが提供する緊急用浄水装置「TERESA EMERGENCY」は、こうした災害時の水不足への備えとして役立ちます。誰でも簡単に扱える設計となっており、雨水や川の水、プールの水、風呂の残り湯などを浄水し、飲料水として利用できます。逆浸透膜を採用した高度な浄水システムにより、水中の不純物を除去し、安全な水の確保を実現します。
災害時は想像以上に水の確保が困難になるため、備蓄だけでなく浄水設備を備えておくことが大切です。緊急用浄水システムを導入することで、非常時でも安定して飲料水や生活用水を確保できる環境を整えられます。
手動で簡単に浄水を作れる
TERESA EMERGENCYは、電力を必要としない手動式の浄水システムです。ハンドルを回すことで水をろ過できる仕組みとなっており、停電時でも問題なく使用できます。災害時には電気や燃料が使えない状況になることも多いため、電力に依存しない設備は非常に重要です。手動で操作できる構造のため、特別な技術や知識がなくても扱いやすく、緊急時でもすぐに使用できます。
操作方法は、まずストレーナと吸水、排水生成水のチューブを正確につなぎます。そしてストレーナを浄水したい水の中に入れます。ハンドルを取り付けたら、手で回すことで浄水を作り出せます。
シンプルな構造で誰でも簡単に操作できるため、災害時の緊急対応でも迅速に飲料水を確保できます。自治体や企業の防災設備としてはもちろん、家庭の備えとしてもおすすめです。
持ち運びしやすく緊急時でも設置しやすい設計
TERESA EMERGENCYは、持ち運びしやすいコンパクトな設計が魅力です。小型なので省スペースで保管でき、災害時にも迅速に移動できます。避難所や屋外など、さまざまな場所に持ち込んで使用することが可能です。とくに複雑な機材や設備を必要とせず、必要な部品を接続するだけで浄水できるシンプルな構造も魅力のひとつです。緊急時でも短時間で設置でき、スピーディーに飲料水や生活用水を確保できます。
水中の不純物を99%取り除く「逆浸透膜ろ過システム」
TERESA EMERGENCYには、逆浸透膜(RO)ろ過システムが採用されています。逆浸透膜とは、水分子以外の不純物をほとんど通さない特殊な膜のことです。海水などから淡水を得るために、アメリカで開発されました。浄水器のなかでは最高水準のフィルタ性能といわれており、NASA(アメリカ航空宇宙局)でも採用実績があります。そのほか、海上での飲料水確保のために、豪華客船などでも活用されています。
ROシステムの心臓部といわれているメンブレンフィルタには、水分子ひとつ分の大きさと変わらない0.0001ミクロンの微細な孔があいています。水以外の物質はほとんど通さない性質があります。
一般的な浄水器は、水を透過させ、フィルタ内に溶解物を付着させることで浄水しますが、ろ過素材より小さな溶解物は透過してしまうことがほとんどです。さらに、浄水量によって徐々に浄水効果は低下し、吸着能力を超えたときにはこれまでに吸着した不純物が流れ出るリスクもあります。
一方、逆浸透膜ろ過システムを採用している浄水装置の場合は、水中に含まれる細菌やウイルス、重金属などの不純物を高い精度で除去できます。通過できなかった不純物はそのまま外に濃縮水として排出するセルフクリーニング機能が備わっているため、浄水器内に汚れをため込む心配もなく、安定した浄水機能を長期間にわたって維持できます。
災害時にはさまざまな水源を利用する必要がありますが、TERESA EMERGENCYには高性能なろ過システムが備わっているため、より安全な水を確保しやすくなります。
3種類のフィルタを搭載
TERESA EMERGENCYは、3種類のフィルタを組み合わせたろ過システムを採用しています。段階的に水をろ過することで、水中の不純物を効率よく取り除くことが可能です。それぞれのフィルタが異なる役割を担っており、微細な粒子やにおい成分などを効果的に除去します。多段ろ過によって、より高い浄水性能を実現しています。
マイクロフィルタ
マイクロフィルタは、水中に含まれる泥や錆、水垢などの比較的大きな不純物を取り除く役割を持っています。化学繊維のフィルタが5ミクロン以上の浮遊物を除去します。最初のろ過段階として機能し、後段のフィルタの負担を軽減します。このフィルタによって水中の大きな粒子を除去することで、次のろ過工程をより効率よく進めることが可能になります。
プレカーボンフィルタ
プレカーボンフィルタは、活性炭を使用したフィルタです。多量の活性炭が水に含まれる塩素やアンモニウムなどの有機物・化学物質を吸着・除去します。水に含まれるにおい成分や有機物を吸着することで、水質の改善に役立ちます。
活性炭による吸着効果によって、水の味やにおいを整える役割も担っています。
ROメンブレンフィルタ
ROメンブレンフィルタは、逆浸透膜を使用した高性能フィルタです。0.0001ミクロンの微細な孔があいており、水分子以外の不純物をほとんど通さない構造となっています。細菌やウイルス、重金属などの微細な物質を除去できます。このフィルタによってTERESA EMERGENCYは高い浄水性能を実現しており、安全性の高い水を確保することが可能です。災害時の飲料水確保を支える重要な役割を担っています。
まとめ
TERESA EMERGENCYは、サンキューテクノスが開発・製造・販売を行う緊急用浄水システムです。逆浸透膜ろ過システムを採用しており、高い浄水性能が強みです。河川水や雨水、風呂水などさまざまな水源から不純物を徹底的に除去し、飲料水を生成できます。コンパクトな設計なので持ち運びしやすく、設置も簡単なので、避難所や屋外など幅広い場面で活用できる点も特長です。災害時の水不足に備える設備として、自治体や企業から高く評価されています。
そんなTERESA EMERGENCYが気になる方は、まずは気軽に問い合わせてみましょう。本記事が参考になれば幸いです。