災害時における水不足の理由と自分たちでできる対策を知っておこう

公開日:2026/03/15 最終更新日:2026/03/18
水不足

災害によって断水すると、給水車による支援が行われます。しかし、支援だけでは、日常生活に必要な水を十分にまかなえないケースも少なくありません。いざという時に慌てないためには、常日頃から災害に向けて水の備蓄を行うことが重要です。本記事では、災害時に水が不足する理由と、家庭でできる具体的な対策についてわかりやすく解説します。

災害時に水が足りない理由とは?

災害時に水が足りない理由としては、保管場所に限りがあることや給水車が不足していることなどの理由が挙げられます。ここでは災害時に水が足りない理由について詳しく紹介します。

保管場所には限りがあるから

これまでも災害時に水不足が発生した事例があるにも関わらず、現在でも災害時に水が不足すると言われている理由としては、保管場所に限りがあることが挙げられます。

災害時用の水は、給水ステーションなどの地域にある施設でそれぞれ保管されていますが、水を保管できる場所には限りがあることから、もっと水が必要とわかったとしても簡単に保管する量を増やすことはできません。今後も災害時の水不足が解消されるとは限らないため、一人ひとりが常日頃から災害に対する対策を行うことが重要になります

給水車が不足しているから

災害時に水が不足する理由としては、給水車の数が限られていることが挙げられます。被災地にはほかの地域から飲み水を積んだ給水車が派遣されますが、給水車は特殊な設備を備えた車両であり、維持管理に高いコストがかかるため、全国的に台数が少ないのが現状です。

とくに大規模な災害が発生した場合には、広範囲で同時に断水が起こることもあり、すべての地域に十分な水を届けることは困難だと言われています。給水車が来るからと安心せずに、家族の分の水は、自分たちで備蓄や給水手段を確保しておくことが大切です

飲料水・生活用水の確保ポイント

先述したように、災害時には給水車や給水ステーションによる市民への水の配給が実施されますが、必ずしも生活で不便を感じない量の水の支援が受けられるとは限りません。そのため、あらかじめ水が足りない場合に備えて飲み水や生活用水の確保を行うことが非常に重要です。ここでは、家庭でできる備蓄方法を紹介します。

ローリングストック

ローリングストックとは、日常的に使用する水や食料を少し多めに備えておき、消費した分を買い足し続けることで、常に一定量の食品や飲み水の備蓄を維持する方法です。災害時に急に水が必要になっても、普段から自宅にストックしていれば慌てずに対応できます。ペットボトルの水を数本多めに買っておき、賞味期限が近づいたら飲んで新しいものに入れ替えるだけでも立派な備えになります

ウォーターサーバー

水道直結型ではなく、ボトルをセットして使うタイプのウォーターサーバーは、災害時の備えとしても非常に心強い存在です。停電などでサーバー本体が使えなくなった場合でも、ボトルから直接水を取り出せるため、飲み水の確保に役立ちます。とくに定期配送サービスを利用していれば、自然と自宅に水のストックがたまり、意識せずとも備蓄ができるのが大きなメリットです。

おふろの残り湯

浴槽のある物件に住んでいる場合は、常日頃からお風呂に入った後のお湯を溜めておく対策方法があります。日常的にお風呂に入るタイミングでお湯の入れ替えを行うことを癖づけておけば、常に浴槽分の水を備蓄できるため、災害時に生活用水で困る心配を減らせます

災害時に給水車に頼れない場合の対策

ここでは、災害時に給水車を頼れない場合の具体的な対策方法を紹介します。水そのものを備蓄していなかったとしても、浄水器やウォータータンクなどの道具を準備していれば災害時に生活用水や飲み水を確保できます。

浄水器を活用する

浄水器は、災害時に水道水以外の水源から飲み水を確保するための有効な手段です。川や雨水などをろ過して飲み水に変えられる携帯型浄水器は、アウトドア用品としても人気があり、非常時にも重宝します。とくに、備蓄水が足りない場合や給水車が来ない状況では、浄水器があることで安全な水を確保できる可能性を広げられます。水のボトルを保管する場所がない方は、浄水器だけでもいざという時に備えて1台もっておくことがおすすめです

ウォータータンクを活用する

ウォータータンクは、災害時に生活用水を確保するための心強いアイテムです。使用しない時は折りたたんで収納できるタイプも多く、場所を取らずに保存できます。断水時には、給水所で水を受け取る際の容器として活躍し、持ち運びや保管がしやすい点が特徴です。様々な容量のタイプが販売されているため、同居している家族の人数に応じて適切なものを購入しておくと安心です。

まとめ

本記事では、災害時における水不足の理由と自分たちでできる対策を紹介しました。災害時には、水の配給が実施されますが、断水から水の配給が始まるまでにかかる時間や配給量は、必ずしも不満を感じることなく生活できるほどのものとは限りません。そのため、日ごろから常に水不足に備えて備蓄を行うことが重要です。災害時に給水車を頼れない時の対策としては、ウォータータンクを活用する方法や浄水器を活用する方法などが挙げられます。災害はいつ発生するのか予測できないので、現状水の備蓄を行っていない方は、なるべく早めに備蓄を検討しましょう。水のボトルを保管する場所がない方は、浄水器だけでもいざという時に備えて1台もっておくことがおすすめです。

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おすすめの災害用浄水器メーカー比較表

イメージ引用元:https://karihana.com/引用元:https://nomeruzo.com/引用元:https://www.a-and-at.com/引用元:https://www.maezawa-k.co.jp/引用元:https://www.dasco.co.jp/
会社名災害用浄水器mizu-Qシリーズ/かりはな製作所コッくん飲めるゾウシリーズ/ミヤサカ工業レスキュー911/A&ATエモータブル/前澤化成工業非常用浄水器/大学産業
最小サイズ380×270×700(mm)
約3.5kg

※mizu-Q 500参照
150×306×430(mm)
約2kg

※コッくん飲めるゾウ スリム参照
296×223×510(mm)
約7kg

※レスキューアクア911参照
350×220×512(mm)
約8kg
記載なし
最大サイズ420×400×950(mm)
約32.5kg

※mizu-Q 2000参照
560×760×1,420(mm)
約70kg

※コッくん飲めるゾウBIG-1参照
該当なし該当なし記載なし
浄水方式MFフィルター
ROフィルター
MFフィルター
ROフィルター
ROフィルターROフィルターMFフィルター
ROフィルター
持ち運び
浄水量/1時間あたり180L〜1トン250〜350L24L60L300L
対応人数(目安)
※1人9リットルを必要量とした場合
約20〜110人約30〜40人約2人約6人約30人
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